ソラノウタ

□闇の迷路
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叫び出したくなるほど

目の前がグルグル回って

逃げ出したくなるほど

未来が見えてこない

何もかもを拒絶すれば

いつの間にか周りに居た

儚い灯たちは

何事も無かったかのように

僕のそばから消えていった

気づけばそこは

闇の中の迷路だった

行き先も分からない

歩み出せば

立ちはだかる壁がある

人の心とはこんなにも

弱きものだっただろうか?

孤独が淋しいんじゃない

なら何故・・こんなにも

「独りにしないで」と

誰かの助けを求めるのだろう?

まだその足は歩けるのに

その手は誰かの手を求めている

自分とはこんなにも

弱き生き物だっただろうか?

結局 一人では

何も出来ないのかもしれない

自分が情けなかったら

その心でもう一度歩み出せばいい

気づけば消えた灯たちが

人の形となり

自然に自分の手を取ってくれるだろう

気づけば闇も晴れて

また変わらぬ笑顔が待っているだろう

信じる者には闇をかき消す光を

怠ける者には光を飲み込む闇を

キミが見るのは

光の出口?

それとも・・・闇への入り口?
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