ソラノウタ
□帰らぬ人
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1人で食べる夕食
いつものことなのに
何故だが寂しく感じた
テーブルに並んでいる
もう2人分の料理は
まだ誰にも
手をつけられてないままで
どんどん冷めていく
部屋に灯る
小さな光は温かくて
誰かの手のように
包み込んでくれる
そんな気がしていたのに・・
帰らぬ人よ
貴方たちは何処かで
僕を見守ってくれていますか
帰らぬ人は
もう雲より遠く
宇宙の彼方に消えたのです
戻ってこない
その魂も
あの笑顔も
この温もりも
巡り会う命の中で
いつかまた
出会えるのかな
帰ってきてよ
僕を1人にしないで
いつも強がってばかりだけど
僕は貴方たちが
一番好きだったから
僕は貴方たちに
会いたいんだから